『歳をとる＝大人になる』が間違っている証明
そういえば、6月6日で26歳になった。
「今年でほっくんもアラサーだね。
俺もアラサーか…。
そんなことをふと思う。
20歳の時は周りとの差をそれほど感じなかった。
21、22歳も同じく。同年代に大人も子供も感じなかった。
23歳が一番楽しかった気がするな。
24歳ぐらいから、謎の違和感が纏わりついていた。
どうも同年代と話がかみ合わない。
今までもかみ合っていたかは定かではないが
「なんか幼いな…」と思うようになった。
子供に見えるわけじゃない。
自分が大人だと自負しているわけでもない。
確かに感じるそれは『幼さ』なのだ。
かと思えば。
同年代で会社の統括部長をやっている人もいる。
実力もあり、ユーモアもある。
なんなら22歳で経営者になった人もいた。
その人たちからは『幼さ』を感じなかった。
幼さを感じる人とそうでない人の違いが
今までは分からなかった。
ただ漠然とした『大人びているな』という感覚。
この感覚を少しずつ言葉で表すことが出来るようになった気がする。
『大人びている』
この感覚の正体は【目線】にあると思う。
『幼さ』を感じる人は惰性で生きているような気がする。
お金もある。恋人もいる。暮らしがある。仕事がある。
全てのバランスは非常にいい。
ここまでいいとかなりの余裕が生まれるはずだ。
この予想は見事的中。やはり余裕がある。
一方で『大人びている』人はどうだろうか。
共通して言えるのはみんな必ず『人と会う予定』が入っているという点。
そのほか、スケジュールがかなり緻密だった。
また別な『大人びている』人には解決すべき問題があった。
それは解決というよりも現状打破であり
明確なゴールが定まっていない問題に直面していた。
それに対して細やかな調整を行っている最中だった。
どこからどう考えても余裕などなかった。
この結果から
余裕がない＝大人びていると説明できるが
それではまだまだ足りない気がしたし
その考えこそ幼稚な気がした。
二人の人の根本的違いはどこにあるんだろうか。
なぜ余裕のある人(前者)に『幼稚さ』を思うのか。
なぜ余裕のない人(後者)に『大人びている』を思うのか。
そもそもこの余裕というのはどこから生まれるのか。
26の今、当時の考えはやはり間違っているのだと気づいた。
これはあくまでも自論だが…
この余裕の使い方こそが『大人びている』を生み出しているんじゃなかろうか。
前者は、全てのバランスが取れているから余裕がある。
しかしこの余裕を『暇』と表している。
この暇な時間は息抜きの時間や個人の時間として費やしている。
後者も、本来は余裕があり『暇』ではあるが
その時間に【明日の仕事、今後の課題、人付き合い】を組み込んでいる。
ここで生まれる差はシンプルに『人生経験』。
前者と後者では『人生経験』に差が出るのだ。
この『人生経験の差』は実年齢ではなく、精神年齢にダイレクトで作用する。
これが26歳の今出した『大人びている』の正体だ。
1日に５の新しいことを行えば
変わらない日常を過ごす人より5倍の経験が得られる。
10日間で50も違う。
これをすんなり実行できる人は『目線が高い』と言える。
人は自分の行動を急激に変更できる生き物ではないと思っている。
この目線の高さは『行動力』や『自信』に繋がる。
それも分かった。
いろんな経営者が『まずはやっていなさい』と言ってくれるのは
『失敗してもやり続けることが大事なんだ』と言ってくれるのは
自分の人生経験と、そこから得られた成功の目線からの言葉だ。
僕もこれからもっと大人になる。もっと余裕を有効活用する。
これからもこの目線は変えずに生きていく。
そんなことを思いながら、今回の記事を終えようと思う(笑)
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