誰かの日常

どっかの誰かが考えていること。どっかの誰かが悩んでいること。どっかの誰かが生きていること。脳内で生成させる誰かの日常を切り出した永遠の中二病ブログ

裏方の裏方を取材した件①

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どうも。

今回は2年前に作った短編集から元キャバ嬢の話を一部抜粋します。

しばらくは日常ブログと、平行して更新させていただきます。

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「マジでどうしようもないよ」

この物語のトップバッターはそんな言葉が口癖の元キャバ嬢、Aさんでした。

友達の友達が、今回製作する本の取材の話をしてくれたみたいで、そんなに乗り気ではなかったんですが、報酬次第で(笑)と1週間密着させていただきました。

Aさんの思い出の地を巡りながら対談、またある時は憂さ晴らしのカラオケボックスで愚痴大会、またある時は飲み屋の席で過去の暴露。

波乱万丈のAさんの時間を切り取らせていただきました。会話の部分に関しては、ボイスレコーダーで録音させていただいた項目なのですが、文字起こしの際に若干変えさせていただいております。

 

Aさん「マジでどうしようもない話していい?」

カラオケボックスで一通り歌い終わった後、適当に頼んだ山盛りポテトをつまみながらAさんが言った。

Aさん「仕事してる時代からずっと付き合ってた男が2人いたのね?」

Aさんは語尾を伸ばす癖があるので、会話の大体に「?」が入る形になります。

「2人って事は2股ってことですか?」

Aさん「そう!で、片方の彼は、夜の仕事の事話してて、別にいいんじゃない?って言ってくれてたんだけど、もう片方は、そういうのがマジで無理な人で、1年半付き合ってたんだけど、よくばれなかったって感じなのね(笑)」

Aさん「で、結局後から話した人とは別れて、OK貰ってる方にシフトしたんだけど、そいつといる時間が増えたせいで、そいつの事いろいろ知っていったら、結局そいつ、浮気してたの(笑)やばくない?(笑)」

「やばいっすね(笑)その人は何歳だったんですか?」

Aさん「34。で、私が25の時だから、3年前」

「え?Aさん今28何ですか?」

Aさん「そうだよ(笑)」

この時始めて年齢を知ったんですが、本当にびっくりしました。見た目的にまだ若くて、僕と同い年ぐらいかなと思っていたので。

「ちなみに別れた人は何歳だったんですか?」

Aさん「一個下の調子乗った人だった。あとね、多分この時ぐらいからだから、24ぐらいのときから性欲やばくなって、今もまぁまぁやばいんだけど、昼も夜もやりまくってたね(笑)」

「やっぱりそうですよねぇ」

ここから回数の話だったり、経験人数や、やばかったHの話に脱線したので、前の話に戻ります。

Aさん「しかもさ、何が面白いかって、その人結婚してて、奥さんも子供もバッチリいるわけ」

「あ、じゃあ、Aさんが浮気相手だったってわけですか」

Aさん「そういう事。その人とも1年半ぐらいだったけど、よく気づかなかったよね(笑)」

そう言いながら RADWIMPS有心論を入れた。

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しばらく短編の中から何節か抜粋させていただきます。

あまり表沙汰にされない職種を経験された方々の日常や、さらにその裏方を、ちょこっと公開していきます。

 

それでは。