誰かの日常

どっかの誰かが考えていること。どっかの誰かが悩んでいること。どっかの誰かが生きていること。脳内で生成させる誰かの日常を切り出した永遠の中二病ブログ

もう2度と会えないかもしれないお前へ

拝啓、もう2度と会えないかもしれないお前へ。

元気か。
今日はお前の誕生日だ。正直、忘れてたよ。
ラインに通知が来て思い出したんだ。お前の誕生日だって。

あー、もう1年か。そう思ったよ。
朝8時ぐらいだったかな。旧友のグループラインに貼ったら、おめでとうって言ってたよ。

どうしようか迷ったんだけどさ、俺がお前のおかげで本当にどれだけ楽しかったかを書きたいから、人の目なんか無視して書くわ。

お前と出会ったのは4年前の7月。2014年だ。
何があったかな。世間的な部分は何も覚えてないな。
今もそうだけど、テレビもなかったし、テレビを見たとしてもバラエティばっかりだったもんな。

今思い出すと恥ずかしいわ。自分が仕事早く覚えてできるやつだって若干思っててさ、1ヶ月後に入ってきたお前ら7期生を育てていくスタンスでいたからな。
でもまぁ、同い年が集まってそういう関係になるわけねぇよな。
3日も経たないうちに俺らは一緒に遊ぶようになったな。

えげつないぐらい熱い上屋。意味わからんほどだるい仕事。1ヶ月も経たないうちに5人がバックれるような仕事を1年半もやれたのはお前のおかげだぜ。

それからは同期の奴ら含めて俺とお前と古賀で、意味わからんことやりまくったよな。
食べ切れもしないのに2キロ以上のパスタを湯がいて、食って、ゲロ吐いて終わるパスタパーティ、1年半前から熟成してある蛆虫の沸いた炊飯器を炊いてフロアを激臭で満たした蛆飯事件、当時一時的に流行った6秒動画のvine。YouTuberが流行り出したのもこのぐらいだっけ。

シフトがかぶる日は必ずと行っていいほど飯行った。何だかんだ焼肉行ったり、呑み行ったりして、奢らないとはいいつつ最終的に俺が奢るって流れ好きだったぜ。

思い出せる出来事がバラバラすぎておもしれぇな。うまく書けねぇわ。
あ、ラジオやったな。俺とお前がMCで、俺とお前がリスナーのラジオ。
俺もバカだからさ、今でも取ってあんだよ。ちゃんと。たまに聞くし。5分くらい。

あー、仕事辞めてからもラインのグループ通話でミノちゃんいじったな。そういえば。あれも楽しかったな。

俺さ、はっきりいうけど、永遠に続くと思ってたんだよ。お前とのくだらない話、くだらない時間が。たぶん、古賀も思ってたんじゃねぇかな。
でさ、1年に1回ぐらいは集まって呑んで遊び散らしてな。そんな未来が来るもんだと思ってたんだよ。

毎回、毎回、いろんなところに書いたし、休日ふと思い出したし、ラインを整理してる時にちらっと見えたら何か送ろうかとか考えてたし、1年間既読が付かないお前にラインを送り続けてるけどな、全部無駄なことだって分かってるんだけどな、それでも俺はさ、それでも俺はな、お前がまだほんとはどっかで生きてんじゃねぇかなって期待してんだよ。

23歳、誕生日おめでとう。

俺はこれからも待ってるぜ。
じゃあな。