誰かの日常

どっかの誰かが考えていること。どっかの誰かが悩んでいること。どっかの誰かが生きていること。脳内で生成させる誰かの日常を切り出した永遠の中二病ブログ

世界を認めていく作業

 

びっくりすることに、【誰かの日常】の今月のブログpv数が250を越えました。
ありがとうございます。
【架空の誰か】に関しては、割と増えませんでした。今後もっとおもしろい話を書きます。

 

今回の話は割とこう、核心的な話で、『世界を認める作業』と題して、書かせていただきます。

6月22日の夜の話です。
友人からブログを読んだよーという報告を頂きました。


話は流れに流れて、友人の現状の話になりました。

 

友人は一度、人生を少しだけ誤りました。騙されたんです。悪い人の肥やしになってしまいました。
中々の現金を騙し取られました。騙された手口はどこにでもあるような単調な話でした。
だからただぶん、その悪い人は一瞬の悪い人で、悪いことをずっとしてきた人では多分ないです。
騙し取るには額が低いし、根拠のない話を信じてしまった友人の方も、少し悪い。そんな感じ。

 

さぁ、友人は借金を背負いました。僕ら世代が返すには中々の額です。30万しっかりもらって、月15万貯金できる人が1年かけて返すような額です。

友人も自覚があったらしく、書いてたんですが、その段階で死ぬという逃げ道を選ぶ人の方が多いと思います。
慣れない環境で、友達もいなかったら特に。ただまぁ、持ち前のバカさ加減でその辺はカバーできたのと、シンプルに適応力が高かったんだと思う。すげーよ。

 

友人はそれから、必死に『生き』ました。
ただ、その過程で向きあった『借金』や『社会』を若干恨んで『生き』てしまいました。

当然ですね。人間ですから。悪いことされたら怒るし、許せないことや取り返しのつかない事なら恨みますから。

そして『借金』が片付きそうな今、月収40万弱の高収入に自信を与えられた友人は、好きな事で生きていくことに生を燃やしている。

 

いやぁ……。懐かしい。熱い。
この温度が本当に大事で、『妥協』じゃなくて『奮闘』することに意味がある。
まずは諦めずにがむしゃらに動いてみる。人の辿り着けない境地の1つ。
まぁ、今回そこにたどり着いた要因として『借金があった』っていう部分がすごく大事で、人生のマイナス要素は、時として人の背中を押してくれる。
普通に彼女がいて、普通に働いてる人は辿り着けない。

 

『妥協』が生んだ日常で生きている事を忘れるんですよ。人間は。
そういう生き物なんでね。仕方ないです。

 

さて、今回のこの『認める』という部分なんですが、根底にある考えは『許す』という行為なんです。
あと、自分はもう一般じゃない。常人に見合った自分を提供するという考えは、たとえ思っていたとしても、あんまり口に出していうもんじゃない。

 

金は優越感に浸る道具じゃない。思い上がっちゃダメだ。あくまでも等身大でいなくてはいけない。

どんな人間になっても、過去の自分を忘れないで欲しい。恨むんじゃなくて許して欲しい。ただ、今があるっていう幸せだけを噛み締められる時間が来る。

 

それまでに躓くなよ。踏み外すなよ。常にリスクが隣にいること、自分は頭が悪いと認識しておくこと。
これを忘れないでくれ。

 

ただ、死ぬほど応援してる。
飯は光で食え。

 

では。