誰かの日常

どっかの誰かが考えていること。どっかの誰かが悩んでいること。どっかの誰かが生きていること。脳内で生成させる誰かの日常を切り出した永遠の中二病ブログ

辛くなくても現実に戻りたくないこともある

 

どうも。
今回は惚気ですね。
タイトルからは想像もできないでしょう。

現実というと、生きている限り全ての行動が現実なんですが、楽しすぎたり、幸せすぎたりすると、その状態、空間、行動が、夢なんじゃないかと思うんですよ。

先日、彼女と福島のスパリゾートハワイアンズに行ってきました。
福島県いわき市という場所にあります。相当な距離を車で走りました。
僕の住んでいるところから車で3時間ほどです。

7月9日、仕事が終わって家に帰る道中に、ずっと考えてました。
ほんとは10日に、早く起きて行こうってなってたんですが、僕のワクワク楽しみ度が限界値に達してしまって、夜に車を走らせて前乗りしようと考えてました。
帰り着いて着替えてベッドに横になっていると、彼女が言ってきたんです。
「やっぱりさ、明日の朝じゃなくて今から福島まで行こう?」

さすが俺の嫁だ。(まだ嫁じゃないけど)
その一言を待っていたんだ。まぁ、俺が言えば良かったんだろうけど。

22時前だったかな。それぐらいに家を出た。
僕が住んでいるとこは夜になると車通りが少なくなる。3分走って1台とすれ違うかどうかぐらいだ。
そんな中を彼女と走るのが俺は好きだ。というよりは好きになった。たわいもない話をしながら、音楽を聴きつつ景色を眺めるのが人生の一部になった。
それからバイパスに乗って、高速に乗った。
高速乗ってすぐ、スピードが出てくると、彼女がだいぶルンルンし出だすんだ。車が心から好きなんだ。うちの彼女は。たぶん、俺なんかよりもずっと。なんて可愛いんだろう。横でそんな可愛いことをしないでくれと思いながら、もっとやってくれとも思った。俺はすごくわがままなんだ。

それから2時間ほど走り、郡山の【フェアリーイレブン】というラブホテル(サービスも料金も素晴らしいラブホでした)で熱い夜を過ごし、そこから1時間かけてスパリゾートハワイアンズへ。

ついてすぐ驚いたのは、平日にもかかわらず、それなりに人がいたことと、市民プールにしか行ったことのない俺の、金銭感覚だった。
市民プールは300円だが、スパリゾートハワイアンズ(以下スパリゾート)は3500円だった。
更衣室で3年ぶりに履く水着に着替えて、彼女を待った。
事前に水着姿を見ていたのに、更衣室から出てきた彼女は死ぬほど可愛かった。やはり俺の彼女は夏が似合う。危なっかしいんですがね。そこがまた好きだったり。魅力的だったり。要するに悩殺されたのは俺で、普段からも定期的に殺されてて。あ、話をもどしましょう。

スパリゾートは名前の通り、プールだけではなく、温水プールもある。飯屋もあるし、お土産屋もちろんあるし、時間ごとに
ショーもやってる。
金さえ持っていけば、そこでなにもかもできてしまうんだ。
まずは1階のプールに入って、流れるプールに行って、3階の温水プールに行って、飯食って、ショー見て、また1階のプールでのんびりして、流れるプールで流れて、また1階のプールでのんびりして。

簡単に書けばこんな感じだった。素直に楽しかった。

それが今回のタイトルにつながります。

あまりにも楽しすぎて、現象や行動が夢のように感じる。楽しい。ずっとここにいたい。疲れるけど、ここは楽しい。帰りたくない。ここでずっと楽しく遊びたい。

そう思いながらも、終わりの時間はどうしてもきてしまう。
ホテルまでは彼女が運転して、飯屋には俺が運転した。
福島名物の喜多方ラーメンを。俺はなぜかあんかけラーメンを注文し、完食。安いのにすごい量だった。
ホテルでは倒れこむようにベッドに入り、2人でくっついて眠った。
ちなみに帰りのホテルも、フェアリーイレブンだ。

振り返れば振り返るほど、楽しい3日間だった。夜から始まってしっかり楽しんで帰ってきた俺たちはくたくただった。でもそれがまた良かった。
久しぶりの感覚だった。ちょっと体がおかしくなるぐらい遊んだのは。

文字に起こそうとしても、細かく書くと短編が出来上がってしまう。
その大半が惚気話になるだろうから、今回はここまで。

辛いことがあったら、時間を作ってそれを忘れるほど何かをしたらいい。
ただ、現実に戻りたくないことがあるかもしれないけど、しっかり戻ってきてください。

読み返して見たら、本当にただ、俺が楽しかったってことと、彼女が大好きで仕方がないって話でしたね。

では。